日本繊維製品消費科学会賞
「消費科学フロンティア賞」のご案内

 

一般社団法人 日本繊維製品消費科学会は，繊維製品消費科学に関する研究の進歩と普及，学術の発展に寄与することを目的に1960年に設立され，当初から繊維と人間，繊維と社会との関係の究明に重点をおいた特徴ある学会として発展し，今年で60年を迎えました．学会では，消費者に最も近い分野を研究対象としているという特徴を表す学会賞として，日本繊維製品消費科学会賞「消費科学フロンティア賞」を新設し，第4回目の表彰を行いました．本年も，広く皆様にご案内申し上げます．

（趣旨・対象範囲・応募）
１．この賞は，特に企業・研究所等において，生活文化にインパクトを与え，新たな価値観の創造に繋がる役割を果たし，独創性に富んだ繊維製品，生活用品等の消費科学に関する研究・開発者に対して授与するものです．

２．選考基準は，次の①～④のいずれかに該当するものとします．
①　生活文化にインパクトを与え，新たに消費生活の発展に寄与している．
②　生活文化にインパクトを与え，今なお影響を及ぼしている．
③　生活文化にインパクトを与え，日本発信でグローバルに認められている．
④　国内外の産業，学術，環境保全及び社会問題への取り組みや技術発信に貢献している． 

３．この賞の対象となる業績は，製品化から概ね5年とします．但し，製品化されて5年以上経過していても，最近になって社会貢献が顕著に見られるものも対象とします．

４．この賞は，本学会の会員（維持会員，賛助会員を含む）に適用するものとし，本学会の公募に対して応募した研究者，開発者の個人またはグループ（概ね５名以内）を対象とします． 

５．受賞者には，年次大会にて受賞講演を行っていただきます．なお，「技術レポート」は上記「消費科学フロンティア賞」応募の必須要件ではありませんが，内容理解のためにも事前に公募段階で提出していただく事をお勧めします．事前に技術レポートを投稿していない場合は，受賞後３か月以内に，受賞内容を本学会誌に寄稿することを必須とします．
 
６．2020年度の受賞候補者の公募は，学会誌2019年9月号で行うとともに学会ホームページでも告示します．提出書類は，以下からダウンロードして下さい．応募の締切りは，来年2020年1月20日（月）とします．

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