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イベント・スケジュール

 

年次大会では、日頃の研究成果を発表する「研究発表」をはじめ、日本における先端の研究者を招いての「特別講演」、テーマを設定しての「企画発表」、企業の製品を展示する「企業製品展示」コーナーなど、数々のイベントがあります。

また、1日目の夜には、皆様の交流を深めていただくための「情報交換会」を催しています(要申込み)。

プログラムをチェックしてスケジュールを立て、有意義な二日間をお過ごしください。

 

←開催予定で作成した2020年のプログラムを掲載しています

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特別講演

   年次大会の要となる講演です。

 

講演者  (一社)グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 

                               業務執行理事 後藤 敏彦

講演タイトル「SDGsと企業のサスティナビリティー」

地球環境はいま、気候危機、生物多様性毀損、化石燃料座礁資産化、鉱物資源の枯渇、プラスチック汚染などの問題が山積しており、解決への道は平坦ではない。環境問題をどう理解し、これまでどのように取り組んできたかを企業の枠組みを超えて示すとともに、SDGsの本業化を正面に据えて、社内にサスティナビリティーを根付かせていく「組織」と、社会課題解決に貢献していく「企業活動」の2つの側面から、具体的に取りうるアプローチについて一緒に考えたいと思う。

 

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企画発表 

  毎年テーマを設定して、企画発表を行っています。

​  企画発表の時間帯には、研究発表はありません。

1.テーマ:産学連携プロジェクト「スポーツコスメの誕生」 ~そのマーケティング戦略に迫る~

(1)「スポーツコスメの誕生とその背景および市場の発掘」
…………(株)伸栄商事 奥田信也、石倉みなみ(武庫川女子大学卒業生),
沖津真理子(武庫川女子大学卒業生)

  今年は、東京オリンピック・パラリンピックの年であり、スポーツに関心が高まっている中、「スポ
ーツ女子はもっと美しくなれる」をコンセプトに武庫川女子大学が開発に協力した(株)伸栄商事によ
るスポーツコスメのブランドの商品(化粧下地の「S.M.FスポーツUVフェイスクリーム」)が発売さ
れた。その商品開発の背景とマーケティング戦略について考察を行う。


(2)「スポーツ産業におけるブランド戦略の深化」…………武庫川女子大学大学院 堰本朱里、岸本美鈴 
メガブランドとコアブランドがもつブランド戦略の差異化やコアコンピタンスはどこにあるのか?
 スポーツコスメブランド「SMF」をケースとして用いて、その優位性や戦略について考察を行う。


(3)「マーケティング4.0~顧客創出と自己実現における新たなビジネスモデルの誕生」
…………武庫川女子大学 准教授 穐原寿識

現代マーケティングは次段階に入ったといえる。顧客主義から価値手動型となり、現在では自己実
 現自己表現が、商品開発やブランディングにおいて重要視される。今回産学連携プロジェクトで関わったスポーツコスメの開発を通して、マーケティング戦略はこれからどうなっていくべきか考察を行
う。

                              

2.テーマ「サステナブル」

(1)「羽毛のリサイクル」 ………河田フェザー株式会社 代表取締役社長 河田 敏勝
 羽毛は化石となる丈夫な物。天産品で水鳥の羽毛は50%の炭素含み、羽毛が自然界に戻れば1.8KgのCO2になる。洗浄・回復加工を行い1世紀、2世紀と長く使い続ければ、その間空中に戻る炭素が減らされ、実質CO2の削減になる。
羽毛は1世紀単位で使う事と炭素固定化と言う言葉が常識になる時代が早く来て欲しい。

(2)「伝統産業の京黒紋付染を活用した繊維製品のアップサイクルプロジェクト」
             …………株式会社京都紋付 代表取締役社長 荒川 徹

京黒紋付染めは存続の危機に瀕している。当社はこの技術を活用してアパレル製品の黒染めを行ない、形を変えることで技術の継承を行っている。さらに古着、在庫品などを黒く染め蘇らせるだけではなく、最初から黒く染める事を意図してデザインされた商品、さらに再生可能を表記した下げ札などを提案してSDGsな取り組みを進めている。

 

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口頭発表

​(2018年の様子)

研究発表(口頭発表、ポスター発表)

   会員の研究者であればだれでも申し込んで発表することができます。

● 口頭発表

 1件15分(発表12分、質疑応答3分)で、研究者の方々が日頃の研究成果を発表します。

 2020年からスマートテキスタイル部門が新設され、全部で8部門あります。

  ① 材料・染織の文化   ② 染色加工・整理(洗浄・クリ-ニング)

  ③ 構成・衣服製造システム   ④快適性・生理   ⑤ スマートテキスタイル・ファッションテック

  ⑥ファッション・心理・色彩   ⑦流通・消費者問題  ⑧技術レポ-ト・製品開発紹介

● ポスター発表

 研究成果をポスターボードに掲示し、ポスター前で随時説明します。

 口頭発表と同じ8部門です。

 

 その他、詳細は会告等にてご確認ください。

ポスター発表

​(2019年の様子)

 
 <学生発表部門を併設>
 通常の研究発表とは別に、学部学生による「学生発表」を併設しています。
 大会1日目の午前中の枠で、1件10分(発表8分、質疑応答2分)の発表です。
 日頃の授業や研究の成果を発表する機会として、また発表経験の場として、
 様々な分野の学部学生が参加されています。
 

 

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企業製品展示

 

長机一脚分のスペースで、企業の製品を展示します。

参加者に製品の説明をしたり、デモンストレーション、サンプル配布なども行えます。

 

(写真は2018年の様子)

 

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情報交換会

​   開催1日目のイベント終了後に行います。​

参加者同士で、情報交換していただく場です。

日頃、顔を合わせる機会の少ない遠方の方とも、情報交換できるいい機会です。

開催地ならではの料理やお酒を楽しみながら、リラックスした雰囲気のなか、

参加者同士の交流を深め、今後の研究やビジネスにつなげてください

 

(写真は2019年6月22日 奈良ホテルにて 創立60周年記念祝賀会の様子)

 

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